【明日のパン、買わな!】作家、芸人、料理人、学者、歌人など21人のエッセイ集
なぜ毎日、翌朝のパンを気にするの? 関西のスーパーマーケットでは夕方になると「明日のパン、買わな!」という声が聞こえてきたり、家族の誰かに「明日のパン、買うてきて」とお願いする場面が日常に溶け込んだりしています。SNSでは「翌朝のパンを“明日のパン”と言うのは関西だけ?」「他に何て言うの?」など、しばしば話題になることも。
そんな「明日のパン」にまつわる思い出やエピソードを、関西にゆかりのある21人が書き下ろしました。
他者や自分自身を気遣うこと、ささやかな応援、さりげない愛といった、それぞれの生活の景色や人間関係が「明日のパン」を通して感じられる一冊です。
【目次】
「明日のパン」とは
「絶対、6枚切り」◆鈴木潤(子どもの本専門店「メリーゴーランド京都」店主)
「スクランブル」◆川西賢志郎(芸人・「M-1グランプリ」ファイナリスト)
「夜のミスタードーナッツ」◆清繭子(エッセイスト)
「ずっと食べたい」◆谷じゃこ(歌人)
「母が選んでいたもの」◆虫明麻衣(編集者・エッセイスト)
「家出中年」◆いぬじん(ブロガー)
「明日の明日の明日の矛盾をあなたと」◆はらだ有彩(テキストレーター)
「青春の朝ごはん」◆稲田俊輔(料理人・文筆家・南インド料理店「エリックサウス」総料理長)
「大阪の鍋の中で」◆紅ゆずる(俳優・元宝塚歌劇団星組トップスター)
「いつまでも大阪の初心者」◆スズキナオ(ライター)
「母のおまじない、父の作文。」◆中前結花(エッセイスト)
「可能性を減らす」◆大前粟生(小説家)
「京都とポケモンシール」◆谷川嘉浩(哲学者)
「明日の約束」◆黒田季菜子(児童文学作家)
「北から西へ、ふたりの朝食はつづく」◆宮浦宜子(食卓ディレクター・Life on the table 主宰)
「近畿の果てから」◆なか憲人(漫画家・ウェブライター)
「持ち運べる命」◆福井晶(食のライター・編集者)
「いつも、ちょっと、辛気くさい」◆中井治郎(社会学者)
「雨蛙男のフレンチトースト」◆津田匡保(ファンベースカンパニー代表)
「すてきなピンジェント」◆藤井亮(映像作家)
「明日のサンドイッチ」◆しまだあや(作家)
【収録コラム】明日のパンの謎(前編・後編)
取材・執筆:宮脇 淳(ノオトBOOKS)
取材協力:阿古真里(作家・生活史研究家)、池田浩明(パンの研究所「パンラボ」主宰)、金水敏(言語学者・大阪大学名誉教授)
出版社 : ノオト
発売日 : 2026/7/16
本の長さ : 256ページ
ISBN-10 : 4911802006
ISBN-13 : 978-4911802007
商品の重量 : 254 g
寸法 : 11.7 x 2.1 x 17.4 cm