読書会に興味をもつ人のための決定版ガイドブック。
参加・開催・運営に関する実践的なノウハウに加えて、
有名読書会の主催者へのインタビュー、
実際の読書会の様子を書き起こしたドキュメント、
読書の達人との座談会など、
読書会の楽しみ方を全方位的にガイドします。
目次
はじめに
第1章 読書会とは?
「読書会」とは一体なんでしょうか?
読書会は本が主役
第2章 読書会にはどんな種類がある?
読書会にもいろいろある
選書方法による分類
開催形式による分類
ちょっと変わった読書会のアイデア
コラム はじめての海外文学(谷澤茜)
第3章 読書会に参加するには?
読書会との出会い方・探し方
行くまでの準備
当日の朝の楽しい過ごし方
本の感想ってどうやって話せばいいの?
読書会が終わったあとに
コラム ビブリオバトルとは他人に本を探してもらうことである(岡野裕行)
第4章 読書会を開催・運営するには?
読書会の作り方
読書会の運営のポイント
コラム ビブリオバトル必勝法(安村正也)
◇なぜ読書会を開くのか?──主催者に聞く!
猫町倶楽部(山本多津也さん)
GACCOH(太田陽博さん、うきくささん、倉津拓也さん、しょうへいさん、谷川嘉浩さん)
八戸ブックセンター(音喜多信嗣さん、熊澤直子さん)
◇読書会では何が起きているか?──紙上の読書会
課題本方式 カフカ『変身』
持ち込み方式 「変な本」
◇読書と読書会について本気出して考えてみた
自由な議論とは何か――読書会から考える(倉津拓也さん、しょうへいさん、谷川嘉浩さん)
語り合うことの楽しみ、本をめぐる冒険(長瀬海さん、倉本さおりさん)
付録 必携・読書会ノート──コピーして活用しよう
おわりに
竹田信弥(タケダシンヤ)
著・文・その他
東京生まれ。双子のライオン堂書店の店主。文芸誌『しししし』編集長。NPO法人ハッピーブックプロジェクト代表理事。著書に『めんどくさい本屋』(本の種出版)、共著に『これからの本屋』(書肆汽水域)、『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』(朝日出版社)、『街灯りとしての本屋』(雷鳥社)など。FM渋谷のラジオ「渋谷で読書会」メインパーソナリティ。好きな作家は、J.D.サリンジャー。趣味はラジオを聞くこと。
田中佳祐(タナカケイスケ)
著・文・その他
東京生まれ。ライター。ボードゲームプロデューサー。NPO職員。たくさんの本を読むために、2013年から書店等で読書会を企画。編集に文芸誌『しししし』(双子のライオン堂)、著書に『街灯りとしての本屋』(雷鳥社)がある。企画したボードゲームは「アメリカンブックショップ」「虚飾で彩られたカラス」など。好きな作家は、ミゲル・デ・セルバンテス。好きなボードゲームは、アグリコラ。
著:竹田信弥、田中佳祐
A5判並製 192頁
出版社 : 晶文社
発売日 : 2021/12/21