翻訳文学紀行Ⅲ
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翻訳文学紀行Ⅲ

¥990 税込

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異郷の物語との出会いはいつも新鮮で、そして懐かしい。 運命の出会いを果たした翻訳者は旅に出る。物語をトランクにつめて。これは危険な旅になりそうだ。密林で遭難するかもしれないし、ロープ一本で深い谷を渡らなければならないかもしれないし、途中で帰ってこられなくなるかもしれない。目の前に伸びる果てしない道のりを思うと眩暈がしそうだ。それでも翻訳者は、旅の第一歩を踏み出す。目の前に立ちはだかる困難よりも、この物語を誰かに届けたいという気持ちのほうが勝るのだ。 第三号となる今回は、以下のとおり、メキシコ、ドイツ、イタリア、スウェーデン、中国の物語を収録。 1. 冒険が呼んでいる――ドイツ語文学(メキシコ)  『メキシコ発見』[全二十八編より二編]   エゴン・エルヴィン・キッシュ 著   ことたび 訳 2. 異郷を生きぬく――トルコ語文学(ドイツ)  『トルコ人、ドイツにて ドイツで経験した四年間の物語』[第二章 抄訳]  べキル・ユルドゥズ 著  黒澤 怜史 訳 3. 無為なふたり――イタリア語文学(イタリア)  『紙とヘビ』  トンマーゾ・ピンチョ 著  二宮 大輔 訳 4. つかまえられない彼女――スウェーデン語文学(スウェーデン)  『それでけっこう』[第一章・第二章]  カール・ヨーナス・ローヴェ・アルムクヴィスト 著  大鋸 瑞穂 訳 5. 空想は甘くて苦い――中国語文学(中国)  『茉莉香片(ジャスミン茶)』  張 愛玲 著  小川 主税 訳