絵のうら側に言葉の糸をとおす
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絵のうら側に言葉の糸をとおす

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発売日 2020年9月14日 著者 鴻池朋子+大竹昭子+堀江敏幸 発行所 カタリココ文庫 自粛期間から生まれたカタリココ文庫の第三弾は、<対談シリーズ>『鴻池朋子 絵のうら側に言葉の糸をとおす』です。 東日本大震災後の2011年3月、大竹昭子の呼びかけにより「ことばのポトラック」がおこなわれました。 本書はいまも継続しているこのトークイベントの、美術家・鴻池朋子が登壇した回の内容を再構成した鼎談集です。聞き手は大竹昭子と堀江敏幸がつとめ、三人それぞれが多くの言葉を足しました。 鴻池朋子は大震災のとき、ちょうど個展の最中で、揺れが収まって会場にいくと、自分のつくった作品に少しも情熱がもてなくなっているのに気が付きました。 そこでいったん制作を停止し、描くとは? 創るとは、作品を見せるとは? など、つぎつぎと湧きおこる本源的な問いに全身全霊でむきあい、模索します。 そこから絵画パネルという既存の表現形式を超えて、動物の皮革に描いたり、糸で縫ったりという手法が編み出されていきました。 「描くこと」「創ること」ことを、人間の営みの歴史や地球の活動にまで広げてとらえようとする彼女の意欲は、既存の「美術」を超えた刺激と発見に満ちています。