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ののの

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ののの 著:太田泰久 出版:書肆汽水域 発売日 : 2020/10/7 購入特典として『ODD ZINE vol.1』に掲載された「恐山の豚」のシングルカット版(計8ページ、モノクロ印刷)もついています。 「何かを想像する時には、その想像の中で自分が想像していないことが起こりうることを想像しておけ」(「ののの」より) 「視線を向けられるのはせいぜい一つの所だけだろう。外ではなく内に視線を注げと、誰かに強要されている気持ちになる。でもその誰かとは、一体誰だろうか」(「かぜまち」より) 「海が縮んだ分、砂漠が減っている。そうなると世界はみんな均一になって人間も同じ顔になっちゃいそうだ」(「ろんど」より) 曖昧な世界の境界線、簡単にはわかりあえない他者との関係を描き、「自由とは何か」?という問いを投げかける太田靖久の小説は、読者に「目を凝らし想像すること」を求めているかのようです。 すぐには全体が見渡せない不穏な作品世界の中を、一歩一歩想像しながら歩いていると、いつしか道が開け自由な場所へと導かれる。そんな、自由で不自由な小説集です。 (「ののの」「かぜまち」「ろんど」の三編を収録) <プロフィール> 太田靖久(おおた・やすひさ) 小説家。2010年「ののの」で第42回新潮新人賞を受賞。 2019年7月、電子書籍『サマートリップ 他二編』(集英社)刊行。 2020年10月、単行本『ののの』(書肆汽水域)刊行。 インディペンデント文芸ZINE『ODD ZINE』を企画編集し、コンセプチュアル書店「ブックマート川太郎」を展開している。